1949-04-06 第5回国会 衆議院 外務委員会 第5号
○倭島政府委員 実はその問題につきましても、はつきりした見通しはまだ立てにくい状況でありますが、そこに割当移民という中に、優先割当のaとbとを書きわけておきましたが、一應現在米國の市民であるお父さん、お母さん、あるいは夫、それからbのところの妻及び二十一歳未満の未婚の子、こういう連中は大分多いだろうと思いますので、この関係が優先して考えられると、その次にあります普通割当に入る関係は、やはりすぐにそれが
○倭島政府委員 実はその問題につきましても、はつきりした見通しはまだ立てにくい状況でありますが、そこに割当移民という中に、優先割当のaとbとを書きわけておきましたが、一應現在米國の市民であるお父さん、お母さん、あるいは夫、それからbのところの妻及び二十一歳未満の未婚の子、こういう連中は大分多いだろうと思いますので、この関係が優先して考えられると、その次にあります普通割当に入る関係は、やはりすぐにそれが
○佐々木(盛)委員 そういたしますと、さしあたつて今かりにジヤツド法案が通過いたしたといたしますならば、この百八十五名の日本人の割当移民というものはどういう人によつて占められてしまうのであるか、そういう点の大体見通しがありましたら御説明を願いたい。たとえて申しますと、一般の希望者がこの百八十五名の中に含まれる可能性は、ほとんどないのじやなかろうかと考えられるわけですが……。
○安部委員 大体御説明でわかりましたが、ただ御注意を煩わしたいのは、日本人は百八十五名というのでありますが、きわめて少い数字でありまして、單に割当移民が許可された。人種的偏見が撤廃されたというような問題で、それはわれわれ喜びにたえないというだけで、実質的には入國者が減つたようなことでははなはだ困るのであります。